11月2日に行われた春日井市民空手道選手権大会の写真をUPします。

12月1日（日）に知立にて審判講習会を開催します。詳細は知立支部より追って連絡が来ます。組手選手の方は試合のご協力をお願いします。

　１０月１７日にお亡くなりになりました。７６歳。

　今から３６年ほど前、私が青年海外協力隊でアフリカルワンダにいた頃、TV番組で西田さんが絶滅危惧種のマウンテンゴリラの取材ロケに来ました。その当時あの有名なルワンダの内戦が起きる前で平和な国でした。日本人は２０人ぐらいしかいなくて日本大使館もありませんでした。なのでルワンダ政府との取材交渉などを青年海外協力隊駐在員の方が代行していました。

　確か数人のロケ隊を歓迎して小さな協力隊事務所で協力隊員手作りのカレーでパーティーを開きました。日本食など手に入らずカレーぐらいしか作れませんでしたが、西田さんはとても喜んでくれました。また事務所の敷地内に住んでいた私の犬が、荷物を整理している西田さんにじゃれついていても「大丈夫、犬大好きだから。」と優しく言ってもらいました。

　ルワンダを離れる前、「これ連絡先電話番号、日本に帰ったら連絡ください。プライベートな番号だから絶対人に言わないでね。」って。手帳にメモしましたが、実際帰国してもその言葉真に受けて電話するのも変なので結局何もなかったですが、そのときの西田さんの人柄に触れていい思い出になっていました。
　
　お亡くなりになってとても残念です。ご冥福をお祈りします。

　終わっちゃいましたね。今回のオリンピックは空手競技が外されてしまいましたのでちょっとがっかりしていましたが、器械体操、レスリング、フェンシングなどの活躍で盛り上がりました。一部競技で不明瞭なルールやあやふやな審判裁定でのもやもや感が残りますが、人間がやることなので。
　空手の競技ルールも二転三転、しょっちゅう変わります。技の高速化、高度化での見落とし、そして観客のビデを撮影による抗議（もちろんその抗議は非公式なので却下されますが）。倒してなんぼの空手技術を安全に競技するんですからそりゃ難しいですよ。審判も大変です。最近ではビデオ画像をAIやら何やらで解析して判定を下す競技も増えてきました。組手競技もAIビデオや防具にセンサーを利用して瞬時に技判定が出来るようになるといいなと思います。

　先週末、8月３･４日に愛知県武道館で和道会中央本部主催、指導員有資格者研修会が有りました。通常の技術講習会よりも一歩踏み込んで和道流の技術を習得するためのもので、移動基本･ピンアン形･上級形･基本組手をしっかりご指導いただきました。指導員資格は1級から3級まで有り、3級は地区講習会で、2級は全国講習会で、1級は海外での指導が出来ると位置付けられてます。私は3級ですが、やはり2級指導員の方々は上手だなと感じます。2級指導員の資格審査は年1回2月に東京であります。来年2級に挑戦したいと思っています。

　パリオリンピックが始まり、いつにもまして夜更かししてしまってます。大会始まったばかりなのに日本選手の活躍がすごくてつい夜中まで見てしまいます。

　そんな中、気になったのは柔道安部詩選手が負けてアリーナ内で号泣してしまいました。多くのマスメディアで「柔道家としてアレはどうか？」とか言うコメントを散見します。ちょっと待ってください。柔道じゃなくて陸上競技や水泳その他の選手ならいいの？それって差別でしょ。百歩譲って「競技者としてどうか？」なら分かりますが、なんで柔道家が号泣したらそう言う事言うのだろう。「武道やってるから」って期待値上げられてますよね。今の世の中「男として」とか「女のくせに」とか、そうのじゃないですよね。それと同じで「武道家だから」並の人よりメンタルが強いとか、モラルが高いとか期待しすぎ。

　人生かけて練習して試合に臨んで負けた選手の気持ちを想像しましょう。それぐらい辛かったんだろうな。それより勝った選手をたたえましょう。

　ただ、私たち武道に携わる者は「武道をする者として恥ずかしくない」行動を意識しましょう。武道家のプライドを持ちましょう。「恥ずかしくない」とか「プライド」って？それは自分で考えましょう。

　20日土曜日、岡崎市中央総合公園体育館で第５4回和道会東海大会、第17回和道会東海少年少女大会が開催されました。知空会春日井支部からは小学生6人、シニア40歳以上1人が参加しました。

　準優勝　細山田希乃花　小学6年生女子組手

　細山田選手には十分な素質が有り、先の和道会愛知県大会でも十分優勝を狙える実力が有りましたが経験不足から試合展開が不利になると動揺してしまう傾向があります。今回私が監督として試合に臨みました。準決勝まで順調に勝ち、準決勝で勝ち上がってくると思われた岐阜県美濃支部の選手が途中負傷退場となり運も味方して決勝まで進みました。決勝の相手は反対側トーナメントから勝ち上がってきたのは、これまた美濃支部の選手で、相手コート外にはすでに試合の終わった選手達、おそらく20名以上の集団が大声で声援、こちらは０人。初めての大きな大会での決勝。実力、経験等で圧倒され、なお且つ大声援押され完敗。私としては3位入賞を最低限の目標としていましたので準優勝なら上出来です。細山田選手には打倒美濃支部という新たな目標に向かっていっそうレベルアップすることを期待します。

　私もシニア40歳以上の形、組手両種目にエントリーしました。形も組手も2回戦敗退。
　今回の組手、テーマは完全脱力、膝抜きによる中段逆突きでした。5月の和道会愛知県大会ではあっさり1回戦で負けました。間合いの駆け引きで相手の技が出るタイミングは分かり上段の逆突きでカウンターを取ろうと思いましたがワンテンポ遅れてしまいましたので、今回はカウンター中段逆突きを狙いました。ただ年齢とともに下半身が弱り中段突きは膝や腰に負担が掛かり出せなくなってます。なので『踏み込まず膝抜き落下、腰を切らない、引かない。』中段逆突きを試してみました。アップで仲良くしてくれる水風会の選手相手に練習していたら、いい感じに決まりました。道場では練習相手がいないのでサンドバッグでイメージトレーニングしかしてしてなかったので。思い通りの技がきまり1回戦は勝ちきりました。2回戦は少し疲れが残っていたのと、今日のノルマ1回戦突破達成で集中力を欠き負けました。しかしいい感じで身体が動いています。来年はもう少し体力作りしてメダル目指します。目指せ東海大会 《最高齢メダリスト！》

　春日井市市民スポーツ大会総合開会式に参加して来ました。毎年11月に春日井市民空手道選手権大会が行われますが、春日井市スポーツ協会加盟各団体も個別に市民大会を開催しています。その合同総合開会式です。

式典が早く終わったので道場近くのマックで桃のスムージーをみんなで食べました。

　昨日13日に誕生日を迎えましたが、同時に空手道歴も50年になりました。

　たまたま14歳の誕生日に友達に誘われて空手を始めました。豊山町の田んぼの中の掘っ立て小屋みたいなところ。プレハブ作りの小屋は狭く、稽古はほぼ外の星空の下でやってました。夏はゲロゲロカエルの声を聞きながらやってました。田んぼの水面から吹いてくる風で、今ほど夏も暑くなかったので涼しかったと思います。それより思い出すのは冬の寒さです。凍るようなコンクリートの上で裸足、空手着1枚で稽古していました。今じゃ考えられないです。そんな状況でも中学生高校生が15人ぐらいいました。いろいろありましたが良く50年も続けられ物だと感じます。好きだったんですね！これからも身体の続く限り空手を続けたいと思います。

　5月19日岡崎中央総合公園武道館で第38回和道会愛知県空手道競技大会が開催されました。知空会春日井支部から私も含め9名が参加しました。
　結果は
　シニア男子形の部第3位
　　水谷英和　
　小学生女子5･6年組手敢闘賞
　　細山田希乃花　
他にも２回戦、３回戦まで勝ち上がった選手もいました。
　７月20日に同じ岡崎で和道会東海大会が開催されます。一人でも多くの選手が参加して、入賞目指しましょう！

久々に賞をもらいうれしかったです。たぶん参加選手で最年長じゃないかな？来月で64歳になります。
他の選手に「7月に東海大会があります。シニアの部にまた一緒に出ましょう！」と誘われ「40歳以上でしょ。いや～無理でしょう！」と言いながら、組手で負けましたが次は勝ちたいという気持ちが湧いてきて「よし！出ます。」と宣言してしまいました。

　あわただしい3月が終わり新しい年度が始まります。卒業、進学の皆様おめでとうございます。
今年の春は天候が不順で、特に3月は雨で寒い日が続き桜の開花がずいぶん遅くなりました。この頃やっとちらほら見かける感じです。昨年度は、コロナ禍の影響でしょうか積極的に試合に出場する選手が減っていました。今春からは試合を意識した練習内容にして入賞できるような選手を育てたいと思います。知空会の他の支部からはいい選手がたくさん出ています。かつて春日井支部にもいい選手がたくさんいましたがここ数年は出ていません。コロナ禍で私自身も気が抜けていたと思います。それを反省してがんばりますので、選手の皆様も入賞目指してがんばりましょう！

　毎年この時期は憂鬱になります。各種次年度に引き継ぐ作業もたくさんあって事務仕事が増えます。中でも一番やっかいなのが確定申告。1年間の収入と経費を計算しクラウド会計ソフトの帳簿に間違いが無いかチェック。昨年暮れからある程度領収書などの整理は済ませておきましたので、申告開始の2月16日から作業をしてe-taxのオンライン申告を無事済ませました。オンライン申告は簡単便利などと国税庁がアナウンスしていますが、会計知識の無い人間には結構難しいです。とは言え何とか早めに済ませたので一安心です。

行きの新幹線から見えた富士山

　　稽古の後のビールはうまい！

　2024年が明けました。今年は良い年になるようにと思っていた矢先、元旦夕食卓を囲みTVを観ていたら突然ゆらゆら、ガタガタと部屋が揺れ始めて、正月気分も吹っ飛び大変なことが起きてしまいました。石川県能登半島でM7.6の大地震。被災された皆様にはお見舞い申し上げます。これを書いている今も余震のニュースが入ってきています。

春日井大会の打ち上げ会を行いました。風船ヨーヨー釣、射的、綿飴マシーンで遊び最後はケーキを作り楽しく食べました。

風船ヨーヨー釣

ケーキ作り。中学生のお兄ちゃん達もがんばった。おいしく出来たかな？

参加の小中学生達。おっさんは私です。

　「夢は必ず叶う。」と言う人がいます。それは勝者の言葉だと思います。夢を追いかけてがんばってきたけど夢破れるなんて話いくらでもあります。じゃあ夢が叶わなかった人は努力が足らなかったと言うことでしょうか？「がんばる」「努力をする」と言うことは大事だと思いますが、なんか悲壮感というかネガティブなイメージを感じるのは私だけでしょうか？

　がんばってきたけど夢かなわず諦める時が来るとして、じゃあいつが潮時か？夢を追いかけている時は端から見て努力に見えることも本人には楽しみしかないと思います。辛いけどそれ以上に楽しくて仕方が無い、そう思っていると思います。そこに「希望」と言う将来が見えているからでしょう。がんばること、努力することが辛くなってきて「希望」と言う言葉に疑問符が付いてきたらそろそろ潮時なんだと思います。

　話が変わって、お稽古事のやめ時について。
　こういう仕事ですと１０人入ったからと言って１０人とも黒帯まで続くものではありません。多くの生徒が途中でやめてしまいます。やめ方もいろいろあって、ある程度続けて他のお稽古事と取捨選択してやめてしまう子、また中学進学とともにやめてしまう子などいますが、最悪のやめ方は、親がやめさせてしまうことです。
　
　親の目から見て才能が無いとかセンスが無いとかの理由でやめさせるのはやめましょう。劣等感が残るだけです。センスが無いから習うのであって、親が子に対して才能が有るか無いか、指導者でも無い人が分かるわけ有りません。チンタラやってた子が突然スイッチが入って大会で入賞して黒帯まで取った例があります。子供が楽しそうにやっていればそれだけでも続ける意味があると思います。

　27日(土)午前中道場にて形特別練習会、午後から瀬戸の古橋卓也先生合同練習会に参加、春日井に戻って夕刻から道場指導。28日(日)は早朝から岐阜メモリアルセンター武道館にて地区形審判養成講習会に参加。午後３時半頃までみっちり稽古。

　土曜日の合同練習会は、6月の和道会昇段審査受験のため古橋先生が他道場に声かけして開催したもので、私と北原先生と二人、私たちは今度の昇段審査関係ありませんが、自分たちの稽古のために参加しました。子供から大人までたくさんの方と一緒に汗を流し楽しい時間を過ごしました。
　日曜日は来週6月4日に地区形審判資格審査のための講習会ですが、私は今年その審査を受けませんので気楽に参加するつもりでしたが、そんなのんきなことも言ってられない雰囲気で、糸東流、松濤館流、和道流、剛柔流の指定型を各45分づつ学んできました。

　２日間頑張りました。２日間とも冷房なしで空手着３着汗まみれにしました。

　新型コロナウイルスがインフルエンザなみに5類に移行されました。この3年以上不自由な生活が続きましたが、これからいろいろなところで今までと違う影響が出てくるのではないでしょうか。今年体験で来られた幼児年中年長のお子さんたち、例年のように体験してもらっていますがほとんどの子供がスキップができません。「代わりに走って。」と言ってもできなくて固まってしまう子供が多いです。最初は「この子は運動が得意でないんだ。」と思っていましたが、後からくる子もほとんどこんな感じで、体験途中でリタイアする子も。これは私の推測ですが4歳、5歳と言うことは赤ちゃんから立って歩けるようになる間ずーとコロナ禍で外出制限があったため、歩く走るの基本動作発達のための十分な経験を積むことができなかったのではないかと思います。今からでも遅くないです、運動しましょう。

ゴールデンウィーク最終日、毎年恒例のJKFan Yoshida CUP。主催の月井新先生のお考えで世界標準のルールで開催されます。ですから下の写真を見て頂くと、大会の雰囲気はなんとなく違うのわかりますか？
大会ルールは’２３年新ルール、国内では今年の国体以降に採用されると聞いています。午前中は形の試合、スマホを使いWi-Fiで点数を飛ばし、モニターに表示されます。午後の組手は先ほど述べました、新ルール。ウォーニングC1、C2の区別がなくなりジェスチャーも若干変わります。メインコートのタタミ２の審判に選ばれ各部門の決勝戦まで審判として参加させていただきました。戸惑いながらも何とかこなしてきました。

WKF仕様のコート

ネット配信用放送席（中央月井先生）

メインコート形審判席（手前2番目の空席が私の席。実に名誉なことです。）

タタミ２の審判とゴルバニ先生（後列右から３番目）

3月に行われました知空会大会の入賞者のお祝いと、お手伝いして頂いた保護者、生徒を集めて道場にてパーティーをやりました。参加者生徒、保護者総勢20人。

　射的（景品はお菓子）